ホーム > これまでの成功事例 > 岡田珈琲 > ブランディングまでの流れ

長年の夢を現実のものに!

ブランディングまでの流れ
海外パートナーが太鼓判を押す味

1945年に創業した熊本の老舗喫茶店、岡田珈琲。岡田佳子専務が夢見ていたのが海外進出でした。数多くの海外での展示会などに参加していましたが、海外のパートナーが見つからず、その夢は長年夢のままでした。 インショックジャパンへ話が来たのは2008年。そこから、夢を現実のものとするプロジェクトは始まったのです。 まず、私たちが目を付けたのは「喫茶店」というスタイル。中国・香港には喫茶店というスタイルのお店は少なく、高品位のコーヒーが飲める場所はほとんどありませんでした。味にこだわったコーヒーと、日本産の卵や小麦粉を使ったデザートは、舌の肥えた香港の方々に受け入れられるのではないか、と考えたのです。 そこで最初に行ったのは海外パートナー、リッキーチェンに味を判断してもらうこと。香港を良く知る彼だからこそ、まずは彼の舌を納得させなくてはなりません。そして、彼の答えは「美味しい!」。これなら香港でも人気となるに違いない、私たちが確信した瞬間でした。

岡田珈琲 熊本本店

岡田珈琲 熊本本店

固定観念を捨て現地の文化に合わせる

その後、香港で受け入れられるためのリ・ブランディングを実施。日本でいう「喫茶店」は昼前から夕方までのイメージです。しかし香港では、食文化が異なります。夕方はもちろん、 夜食事をした後のデザートタイムの利用も出来ると考え、開店時間の朝から夜までと設定。また、デザートだけを食べる文化がそれほど根付いていないため、食事を中心としたメニュー構成を行いました。 こうやって、香港に合わせた新・岡田珈琲のビジネススタイルが完成したのです。

メニュー構成を行い新たなビジネス

メニュー構成を行い新たなビジネス

スタイルを開発

ブランド開発と、イメージアップ戦略

海外進出の重要なプロセスがこだわりの味を実現する「人」と「技術」。各店舗でデザートを作ることは難しいと判断し、現地でセントラルキッチンを立ち上げます。 そこに日本人の技術者を派遣し、スタッフの教育を行います。また、食事を中心としたメニューとしたため、新たに「日本の喫茶店の洋食メニュー」を作る技術者を1人採用。 香港の主要スタッフは1カ月熊本で研修を行い、基本的技術を習得させました。もちろん、新鮮なコーヒーの味を再現するための技術にも尽力しました。 本格的なコーヒーを入れることをアピールするために、店頭にはドイツ製の焙煎機を設置。香港でも味が良く新鮮なコーヒーの提供が実現しました。

岡田珈琲 焙煎機

岡田珈琲 焙煎機

こだわりの日本の卵、輸出に成功

そして味の良い食事・デザートには欠かせない日本の食材の輸出も重要なポイントでした。 最も苦労したのが「卵」。世界でもトップレベルの日本の卵を使うことでメニューの味と質はぐんと上がります。 どうしても輸出が必要だったのですが、ひとつ問題が生じます。卵は、保健所といった国の機関の検査が厳しく、 非常に認可がしにくい食材のひとつ。安全性を証明し、品質を保持できる環境を整え、また海外パートナーとの協力もあり、 苦労しながらも輸出が実現。最初は月700kgだった輸出量も、半年で月4トンまで増量し、「半熟とろとろオムライス」は香港・ 岡田珈琲の目玉のメニューとなりました。

厳しい審査を突破した日本産の卵

厳しい審査をクリアした日本産の卵

このページのトップへ